落語ワールドへのいざない
小学校低学年の頃から好きでずっと聞き続けてきた落語。その魅力を、その奥深い世界観を子供にも味わってほしくて、でもまだ早いなぁとためらいつつ、忙しい勉強や遊びの合間を縫って落語の世界へ一歩引き入れてみた。
まずは「禁酒番屋」。お酒を味わっていなくても十分に理解できる古典ネタ。子供にも分かり易い語り口と今風のエッセンスを加えている林家たい平さんのを聞かせた。
これが大ウケ!
「らんどせるぅ~」と「飲んで覚える漢字ドリル」がハマった。
小便を持って行って番屋の役人にかたき討ちをする下りが面白いのだが、子供の興味はもっとシンプルなのだろう。
翌日は定番すぎて殆ど聞いていなかった「寿限無」。こちらも本来の話から少し分かり易く、子供同士の遣り取りを中心に脚色したたい平さんのネタを聞かせた。
これも大ウケ!
シンプルに長~い名前の連発が笑わせてくれるようで、聞いた後は何度も復唱しようと試みていた(笑)
つぎは「時蕎麦」を聞かせたい。言葉あそびや、江戸時代の屋台文化、金銭価値、いまより人間的な人々の遣り取り、、、そんな味のある時代の一幕を感じてもらえれば、と思う。
落語ばんざい!
以上